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【副業】会社員が副業すべき5つの理由

こんにちは、TKです。

 

悩んでいる人
副業が解禁されたけど、やる意味ってあるの?メリットは?

このような疑問を解決します。

 

近年、大手企業でも副業解禁をしたり、個人で稼ぐ力がさらに求められる時代になってきたと感じます。

副業について調べたり、これから副業を始めてみようと思っている人も少なくないと思います。

そこで今回は、会社員が副業をすべき理由を5つに絞ってまとめてみました。

 

今後の仕事に対する意識、生活の参考になれば嬉しいです。

 

副業解禁の背景

 

そもそもなぜ「副業解禁」の流れが加速しているのかを考えてみました。

終身雇用はもう崩壊してきている?

まず終身雇用は、大正〜昭和にかけて優秀な人材を確保を目的とし、ずっと勤めてもらうため「昇給制度」や「退職金制度」などを導入して長期に勤めてきた人が優遇されるようにしてきたのが定着して生まれたとされています。

経団連の会長やトヨタ自動車の豊田社長が「終身雇用の維持は難しい」と発言したことも印象深いですね。

 

また、年功序列で年齢を重ねるにつれて賃金が上がっていく終身雇用より、自分の仕事の成果やスキルを評価されたいという考えを持った人との価値観の相違が生じてきているのだと思います。

最近ではそういった考えを持った若年層の人材、優秀な人材を確保するために、「成果主義」を導入する会社も増えてきています。

 

歴史のある大きな会社などはまだまだ終身雇用制度を採用しているところも多くありますが、事実として「終身雇用」廃止の方向に向かっていることは間違いなさそうです。

 

政府が副業を推進している

厚生労働省では「働き方改革実行計画」として、副業や兼業の普及促進を図っており、平成30年1月には副業・兼業の促進に関するガイドライン作成されました。

なぜ、政府は副業や兼業を推進しているのでしょうか。

労働者側のメリットとしてガイドラインには、以下のように記述されています。

① 離職せずとも別の仕事に就くことが可能になり、スキルや経験を得ることで、労働者が主体的にキャリアを形成することができる。

② 本業の所得を活かして、自分がやりたいことに挑戦でき、自己実現を追求することができる。

③ 所得が増加する。

④ 本業を続けつつ、よりリスクの小さい形で将来の起業・転職に向けた準備・試行ができる。

引用:副業・兼業の促進に関するガイドライン|厚生労働省

 

政府からの促進もあって企業側も副業の解禁の方向になってきているのです。

 

会社員が副業をすべき理由

それでは、会社員が副業をすべき理由を5つ紹介します。

 

① スキルアップができる

副業というと、人によっては本業のスキルを基にやる人もいると思いますが、本業とは全く別のジャンルでやる人もいますね。

例えば僕の場合でいうと、本業としては工場で技術系として働いていますが、副業でブログにチャレンジしています。

ブログでは、ライティングスキルやWebマーケティングスキルなどが身につけられ、簡単なものではありますがHTMLやCSSなどのプログラミング言語も勉強できます。(少しだけですが、、)

 

その得られたスキルは、本業でさらに活かせることができたり、他業種の仕事にチャレンジすることができたりと自身のキャリアアップに影響を与えられることと思います。

他にも、現在勤めている会社が突然倒産してしまったら?会社を辞めざるを得ない状況になってしまったら?

万一、本業のスキルを活かすことができない状況になってしまった場合、副業で培ってきたスキルや経験が転職活動や個人で稼ぐという力に変わって役に立ってくるはずです。

 

② サラリーマンの給料は上がりづらい

勤めている会社の昇給は、年1回で約数千円の給料アップというところがほとんどではないでしょうか?

資格も取ったり、後輩ができたら指導する立場になったり、任せられる業務が増えたりと会社にいたらたくさんの業務をこなさなければなりません。

1年間たくさんの業務をこなし、責任も大きくなる中で昇給が数千円というのは少ないと感じませんか?

日本では、年々平均給与は減ってきており、この20年間で見ると平均年収は約30万円ほど減少しています。

平均年収 平成12年分調査 令和2年分調査
約461万円 約433万円

資料:民間給与実態統計調査結果|国税庁 を基に作成

 

副業で収入減を増やすことで会社での昇給である月数千円を超える、月数万円〜数十万円を稼ぐことも可能になります。

 

③ ローリスクでチャレンジできる

副業は、本業があってのことですので、もちろん本業での収入が毎月安定して入ってきます。

ということは、収入を絶やさずスキルを磨くことができ、今後の転職や起業を視野に入れながらチャレンジできるということです。

 

また、会社員だけであり続けた場合で考えると会社から給料を貰うということでしかお金を得られませんよね。

副業でスキルを身に付けていないと稼ぐ力もありませんので、定年を迎えて働かなくなると収入源が年金しかありません。

貯金を切り崩して生活費にあてたり、娯楽に使ったりすると一生懸命貯めてきたお金が減り続けてしまい、豊かな老後を迎えられなくなってしまいます。

そうならない為、豊かな老後を迎える準備をする為にもローリスクでチャレンジできる今のうちにやるべきなのです。

 

④ 税金の上昇、年金支給額の減少

皆さんもご存知ですが消費税だけを見ても、この30年で3%→10%に増税しましたね。

また、前述した通り年収も減少傾向にあります。

給料は減っているのに支出は増えているということ。

例えば、毎月10万円の買い物をする場合、3%の消費税なら3000円であるのに対して10%である今では1万円もかかってしまいます。

年間で考えると8万4千円も違っているんです!

物価も少しずつ上昇してきているという話もよく耳にしますね。

 

年金支給額も年々減ってきていますし、生活費の赤字の補填を貯金で賄おうとしても65歳で1500万円以上なければ85歳までに底をついてしまうとも言われています。

これから公的年金の給付額はどんどん少なくなる。すると高齢世代の日々の暮らしは年金だけでは足りず、赤字を預貯金で穴埋めするしかない。ところが、その「預貯金」が足りない。三菱UFJリサーチ&コンサルティングの試算によれば、2050年には85歳の約半数が「金融資産ゼロ」になるとみられている。具体的には65歳時点で1500万円以上の貯金がなければ、85歳までに底をつくという――。

引用:これから高齢者の半数は預貯金がゼロになる|PRESIDENT Online

 

⑤ 精神の安定につながる

単純に収入が増えることによって、心に余裕が生まれます。

本業の他に仕事をしなくちゃいけないんでしょ?逆に疲れてしまうよ。

という意見もあるかと思いますが、副業をするにも自分の好きなこと、興味のある続けられることをしてみたらどうでしょうか。

さらにその副業によってお金を稼ぐことができたら、どんどん楽しくなってくるはずです。

会社で長時間残業しなくてもよくなるし、家に帰って家族との時間を増やすことだってできます。

 

また、定年後も続けられるようなものであればお金を稼ぎつつ自分の居場所を作ることができ、心身ともに安定した生活を送ることができるでしょう。

自分の自由な時間を最大限削ってまでやるのではなく、自分のペースでやっていくことも大切ですね。

 

まとめ

今回は、サラリーマンが副業をするべき理由を5つ紹介しました。

結果で言うと、副業は絶対にするべきです。やらない理由はありません。

会社によっては、まだ副業をOKとしていないところもありますので、まずは就業規則を確認して副業が許されているのか、どの程度の副業ならOKなのかをチェックしてみてください。(会社に行ったらすぐにやりましょう!)

もし副業NGなら、副業OKの会社に転職するのもいいですし、今のうちにスキルを磨いて稼ぐ力をつけておくこともいいでしょう。

 

これからの時代、どんどん副業サラリーマンが増えてきます。

一足先に前に進んでみませんか?

 

今回は、以上です。

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